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春のフランス通信
12/May.2010 [Wed] 14:41
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BONJOUR! パリから、フランス通信が届きました。 5月に入り暖かくなってきたようです。 観光シーズン到来ですね♪
*バラバス ( BALABUS ) 散策を意味するBaladeとBusを合わせた呼び名のバラバス(バラビュスと発音します)は、パリ市交通営団(RATP)が毎年若葉の頃から始めて9月迄日曜・祭日に運行する路線で、パリを歴史的に建築的に再発見しようというサービスです。パリ・リヨン駅―ラ・デファンス間のコースはルーブル宮、ピラミッド、コメディー・フランセーズ劇場、コンコルド広場、シャンゼリゼ大通り、凱旋門・エトワール広場、エッフェル塔、トロカデロ広場などを通りますが、主な地点で“バラバスBd”と記された停留場では乗り降りが出来ます。パリ・リヨン駅 (Rue de Bercy)からは13時30−20時30迄、ラ・デファンス(Grande Arche)からは12時30−20時00迄、いずれも15−20分間隔で運転しています。
*光のシャルトル2010 ( CHARTRES EN LUMIERES 2010 ) 大聖堂で知られるシャルトル市が毎年催す光の芸術。夕陽が沈むと、市内26ヶ所の建物をザビエル・リシュモンのオリジナルな企画により色彩も豊かにライトアップするもので、彫像の人物も生き返ります。パリから約90km、電車で、車でお出掛け下さい。2010年9月18日まで毎夜。www.chartresenlumieres.com
*花 ( LES FLEURS ) 5月1日は“メーデー”、働く者のお祭りですから各地で賑やかにデモ行進が行われますが、街角ではあちらこちらに小さなスタンドが設けられ、スズラン(le muguet)の花が売られる「スズラン祭り」(Fete du muguet)でもあります。こうして5月を迎えますと、リラや藤の紫の花が未だ散らないうちに、やはり紫色の桐の花(le paulownia)が咲き始めます。エッフェル塔の前ブランリー河岸の通り(Quai Branly)、凱旋門のエトワール広場からカルノ通り(Avenue Carnot)、13区の区役所前のイタリア広場(Place d’ Italie)、短い日本通り(Rue du Japon)と中国通り(Rue de la Chine)が平行する辺り、20区の区役所前広場のガンベッタ(Place Gambetta)等々、光の具合で桐の花はボーっと煙ったように見えます。紫色の花は我が家にもありました。ベランダのプランターに植えたシブレット(la ciboulette チャイブ)の小さな花です。そして今、赤と白の2種類ある西洋サンザシ(l’ aubepine)も咲きだしました。綺麗だからと一枝折る時には要注意、鋭い棘(l’ epine)があります。八百屋さんの店先には真っ赤な苺やグリーン・アスパラ(l’asperge verte),そら豆(la feve),珍しいものではオムレツに入れたら絶対美味いアミガサ茸(la morille)そしてブルターニュ産の丸々と大きなアーティチョーク(l’artichaut)などが並んでいます。これから夏の入りまでは,すっかり若葉の揃った木にスズランが房になったようなクリーム色の花が咲くニセアカシア(le robinier)の季節です。先日在仏日本国大使館に用事があってオシュ通り(Avenue Hoche)を歩きましたが、唯今工事中の凱旋門(Arc de Trionphe)からモンソー公園(Parc de Monceau)に至るこの道の端から端まで両側の並木にはマロニエの花が満開、その美しさに春の豊かさを感じて心が和みました。
*偽造、ニセ物についての本当の展示会 ( CONTREFACON, LA VRAIE EXPO QUI PARLE DU FAUX ) ニセ物について私達は何かしら騙された経験をもっています。当展は、銘柄物のコピー、偽造品、海賊版などを展示して、その多様性を説き、様々な品物の真偽を見分ける方法を教えて注意を促し、商工業における重要さを解説して、ニセ物との戦いに挑むものです。来年2月13日迄、月曜日を除く毎日10時―18時、Cite des Sciences et de l’industrie(Place de la Villette, 30,avenue Corentin Cariou, Paris19e)(メトロPorte de la Villette)入場料8ユーロ
*レザ、RER展 ( REZA DANS LE RER ) イランの写真家レザが息子のデラザドが8才の時に約束した世界旅行、その彼が15才になった2008年、約束通りに、まずシルクロード(la Route de la Soie)の旅に出ました。北京からパリ迄の2ヶ月の旅で撮った各地の風景や人物、アフガン山中の娘、子供達の笑顔、イラクやパレスチナの難民達の姿など沢山のクリシェの中から、天井に届く程の大きなパネル6枚を作り、パリ郊外電車RER B線のリュクサンブール駅(Luxembourg)のプラットフォームの壁一杯に展示しています。「この写真家のことは知らないけれど素晴らしい。」(Je ne connaissais pas ce photographe, mais c’est magnifique.)「妙な広告なんかよりよっぽど好い。一瞬でもストレスを拭ってくれる。」(Je suis ravi de voir autre chose que de la pub. Quelques instants, on oublie le stress.)と、わざわざ途中下車して見入る乗客も居て好評です。2010年9月12日迄、入場料はメトロの切符1枚。 尚、作品は5月24日から28日迄20時10分から5回に亘りTV National Geographicチャンネルにて「平行する道」(Chemins paralleles)と題した30分のドキュメンタリー番組として放映されます。
菅 佳夫
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